安全で安心な世界を未来の子供たちに残そう
地球温暖化の救世主発明家 永嶋 一彦
私が発明を始めた理由
私が26歳の時、アメリカの天文学者のカールセーガン博士が「コスモス」いう書籍を発刊され、それが映像化されテレビで放映されました。
コスモスには地球の歴史をわかりやすく説明したもので、最後の章にはこれからの地球の姿が描かれていました。
地球温暖化によるスーパー台風や世界各地で起こる干害、北極や南極の氷が解け海面上昇による都市の水没、人口増加と穀倉地帯の気温変化による食糧不足や水不足など、人類が直面するこれらの問題を映像を通して見たとき、とても大きなショックを受けました。
そしてその時から、この地球温暖化を阻止する装置の開発に私の一生を捧げる覚悟で取り組むようになりました。
今までの再生可能エネルギーの弱点
今までの再生可能エネルギーは、供給量が天候に大きく左右されるのが弱点でした。
太陽光発電の場合、雨の日には発電能力が大きく減少しますし、風力発電は風の強さ次第でその日の発電能力が大きく左右されます。
また、自然界に存在する常温の熱エネルギーを回収する方法として、海洋温度差発電があります。
これは作動媒体を加熱する25℃くらいの海水と、冷却用の深海から汲み上げた5℃くらいの海水が必要でした。
しかし、この両方の海水を供給できる場所は、日本本土から離れた島など本土からかけ離れた場所にしかありません。したがってどれもベース電源になりえず原子力発電の代わりになることができないのです。
画期的な再生可能エネルギーの発明
特許第6295391「動力生成システム及び同動力生成システムを利用した発電システム」
特許第6409157「電力生成システム」
この2件の発明は温度差発電に関するものですが、発電と同時に装置の中で冷却水を作り出すので、冷媒を再液化するための冷却水の供給は不要です。
ですから、常温の水や空気の供給さえできればいつでも、どこでも好きなだけエネルギーの回収ができるのです。
また、余剰の冷却熱は冷房や冷凍などに利用でき、さらに農業の促成栽培や抑制栽培や漁業の養殖などにも利用できます。船に搭載すれば海水の熱を利用しどこまでも走れる船ができます。
電力生成システムではさらに機能が拡充され、発電と同時に冷水冷気だけでなく暖水と暖気も取れます。
さらにこの装置で水の電気分解を行えば、水素が安価に簡単に作れます。また大量の海水の淡水化も、安価で実現が可能です。
エネルギー輸入国から輸出国へ
現在の原子力発電所にこのシステムを導入すれば、今のインフラをそのまま利用しベース基礎電源になりえます。
また、火力発電や水力発電などと連携すれば、今まで以上の発電能力が発揮できます。
もう化石燃料に頼ることなく、エネルギーの自給自足ができるようになるのです。
発電だけでない利用用途
従来の発電システムは発電だけのために作られてきました。
この装置は発電もしながら冷気、暖気などを作ることができるので、外気の熱を使ったエアコンが作れたり、海水の熱でどこまでも走る船など利用用途は無限大です。
さらにこれからの水素社会の到来にも大きく貢献し、人口増加に伴う水不足にも大きく貢献できる技術です。
河川や港などを管理する県や市や町で、このシステムを導入した発電所や冷気暖気を利用した関連施設を作れば、地産地消の安価なエネルギー供給が地方を活気づける原動力になります。